2005年08月14日

献体

昨日、古い友達に15年ぶりに会った。
知り合ったのは20年前。私が20歳を少しすぎていて、彼女は30歳になったばかり。

今や彼女は50歳、私も40歳をすぎてしまった。
私は彼女を年取ったなぁと思ったし、彼女は私を年取ったし太ったなぁと思ったはずだ。

お互い自分が病気になったり、近しい親族が亡くなったりを経験する年頃になっている。

その彼女のお父さんは数年前に亡くなったという。
彼女のお父さんは亡くなった後は、生前通院していた大学病院に『献体』した。

献体、という言葉は知っていたけれど実際に身近でされた方を聞いたのは初めてだ。
お葬式は普通で、出棺した後に焼き場に持って行くのでは無く、大学からお迎えが来て大学に連れて行かれてしまうらしい。

遺族には、お骨で返すか、遺体で返すか聞かれるそう。
彼女の家族はお骨にしたそう。
てっきり、ほどなくして戻ってくるのかと思ったら、彼女のお父さんのお骨が戻って来たのは2年後だったらしい。
亡くなって2年後に遺体で戻ってくるのはやっぱり怖いなぁ。
でも愛する夫が亡くなって数年後に遺体で会うのは、どうだろう。嬉しいのかな。

生前、献体すると申し出ると、数ヶ月に1回そこの医大生達に、お招きされておもてなしをされるそう。お互いどういう感じなんだろうね。

解剖の実習しようと遺体を見たら、この前もてなした人だったらビックリするだろうな。と思う。

※献体とは死後、自分の身体を大学などの解剖実習用に提供すること。


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